あれは、故人情報認証の手口だったのか?

  • 滅多に経験しないことだし,事情が事情だから、その時の脳は深く考えられないわけで...。一段落して、落ち着いた後に、気がついた。あれは公開情報を利用して、故人の家庭を特定し、なるべく怪しまれずに追加情報を入手する方法だったのか?
  • 前段階
    • 葬儀場または火葬場には、故人の名前が屋外に掲示されている。
    • それらの会場は自宅近く。家電(いえでん)は電話帳に載っている。(同姓同名もいるかもしれない)
  • ケース1、わざと少し間違った住所を言う。
    • 宅配業者を名乗って、故人宛荷物の住所確認の電話が入る。番地を多少間違えているぐらいだったので、正しい番地を答えてしまった。ついでに、希望配送日時も答えた。(他にも何か、口車に乗せられて喋ってしまったかもしれない。亡くなったこととか)
    • すると、後日,希望配送日時の一時間ぐらい前から、霊園や墓石など葬儀関連業種各社から5分おきぐらいにひっきりなしに勧誘の電話がかかってきた。裏で,各業者が繋がっているのか。
      • 怪しかった点。宅配業者名をなかなか名乗らない(聞き出したら、聞いたことの無い企業名)。差出人を言わない。荷物内容物を言わない。結局,その日時には,何も届かなかった。
  • ケース2、故人の旧友の妻を名乗る。
    • 葬儀終了後、家電(いえでん)に次のような電話が、「高校時代の友人の○●(姓)の妻でございます。主人が今出張から戻ってきた所なので,これから駆けつけたいのですが、葬儀はもう終わってしまったでしょうか?」。こう言われたら,信用してしまい、状況などの話を聞き出されてしまう(他でも話しているようなことしか言わなかったけど)。
      • 後から考えてみれば、上記の前段階の情報だけでこの電話をかけることは可能。間違えて同姓同名の別人宅に電話が繋がっても、(旧友の)妻とフィルターが一枚かかっているので、「あわてて電話帳から探して掛けた」とでも言い訳できる。また、万が一、故人の話でつじつまが合わなくなっても、フィルターが有るので怪しまれない。
      • ○●(姓)を名乗る人物から,その後全く連絡はない。そもそも、○●(姓)が故人の周りにいたかどうかも不明。
  • 怪しげな宗教が壷を持って現れたらやだよな。
  • 怪しげな電話に注意という、一般的なことだな。もっとも,葬儀屋が情報を流しているという可能性もなきにしもあらず。故人情報は個人情報じゃないんだっけ?