GMTで作成したPSファイルのラスター化

  • GMTは内蔵する地図と指定した数値データから,地図上に記号やコンターを重ねた画像ファイルを作成するソフトである。出力される画像ファイルは,PostScript(PS)形式なので一般的には,Windowsのダブルクリックでは見ることは出来ない。そこで,PS形式を汎用性のあるPNG,TIFF,JPEGなどに変換すると使い勝手が良い。
  • これまでGhostScriptとGSViewを使ってPS形式を開き,メニューからPNG等に変換する方法をとっていた。試しに,PostScriptの開発元であるAdobeのPhotoshop Elements2でPS形式を開いてみたら,ダイアログボックスで任意の解像度を指定して読み込めることがわかった。
  • しかも,Adobe Illustrator9.0.2では文字化けしてしまう,Helveticaフォントの°(度)もElementsで文字化けせずに開くことが出来た。GMTの出力のまま画像を手直しせずにWordに貼る場合などに使えそうだ。(まあ,往々にしてIllustratorなどで小さな修正を施すことも多いのだが。)